ポケカ最新環境考察 ~各大会結果まとめ~
posted by ししゃも
池袋大会まであと2週間を切り、スターターセットの発売によってカードプールも出揃いました。
この環境ではどんなデッキが強いのか? 11/12(日)に行われた3つの大会結果から、池袋での注目デッキを考察します。
1. 東北チャンピオンシップス
(http://akira3.diarynote.jp/201710162340054696/)
優勝:ソルガレオ(B3)
準優勝:ルガルガンゾロアーク(ゴトウ)
3位:ルガルガンゾロアーク(もも)
3位:ルガルガンゾロアーク(ゆっけ)
優勝したのは世界大会出場者でもあるB3さんのソルガレオ。発売直後の最新カードを使いこなしての勝利です。ソーナンスやチリーンなど相手の特性を封じるカードが採用されており、ルガンガンゾロアークの妨害をしながら安全にソルガレオを育てることができるようになっています。
その他のベスト4は全てルガルガンゾロアーク。進化デッキ相手に先攻時の制圧力が凄まじく、環境の中心と言えるデッキです。
2. シティリーグ バトロコ柏駅前
(http://www.pokemon-card.com/info/2000/20000101_000932.html)
優勝:ボルケガメス(みやた)
準優勝:ジュナイパー(タクヤ)
3位:ジュナイパー(ミラン)
3位:グソクゾロアーク(トリバー)
優勝はファンデッキコンテストなどの主催者としても有名なみやたさんのボルケガメス。ほりさんがステーションリーグで使用したもの(http://pokemoncardmemo.com/?p=542)に近い構築で、増加傾向にあった草デッキを焼き払っての優勝です。
また、チームアチャモのタクヤさんとミランさんがジュナイパーを使用して2位と3位。ガマゲロゲやカプ・コケコのほかに、カウンターキャッチャーやアズサなど今までジュナイパーに入っていなかったカードを採用していました。
3. 関西ネクストジェネレーションズカップ
(http://kansaigene.diarynote.jp/201711122010538084/)
優勝:オーロット(Aki)
準優勝:行進(あきら)
3位:グソクゾロアーク(いと)
4位:ゾロアークカウンター(某坊や)
優勝はAkiさんのオーロット。ゾロアークの登場以降数を減らしていましたが、改造ハンマーなどで妨害しながら戦うことでチャンスを掴むことができます。
関ジェネでは予選と決勝トーナメントでデッキ変更が可能なので、入賞した4人の中にも予選とは違うデッキを使った選手がいるかもしれません。
まとめ
入賞した全12デッキ中ゾロアーク入りは7デッキ。半分以上の採用率となっており、このカードのパワーの高さが伺えます。しかし優勝者の3人はゾロアークを使っておらず、ゾロアークを上手く対策できた人が勝ち抜ける環境と言うこともできそうです。
入賞者以外のデッキまで見てみると、最も多いのはやはりルガルガンゾロアーク。次いでグソクムシャゾロアークとなっています。次いでジュナイパーや行進が多く、その他のデッキが後に続くといった環境。
上記の4デッキは池袋大会でも意識する必要があるでしょう。
また、優勝デッキのうちみやたさんのボルケガメスとAkiさんのオーロットは後日デッキレシピが公開される可能性が高いので、この2つも多少増えてくるかもしれません。
そして、もう1つの優勝デッキであるソルガレオ。このカードを生かすためにはソルガレオ以外のポケモンに何を採用するかが重要で、使っている人も少数いますがまだ試行錯誤の段階といった印象。池袋大会までに完成させてくる選手はそれほど多くならなさそうです。
環境トップの4デッキを使うか、それともそれらを対策したデッキで挑むのか。月末にはどんな構築が勝ち上がってくるのか目が離せませんね。