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コラム

2020-07-14

伝説の鼓動シールド戦デッキの作り方 基本編 ~リザードンHRに向けて~

posted by ししゃも

7/23から始まるリザードンHR争奪戦。

シールド戦は3年前から毎年夏に開催されており、優勝すると貴重なカードを手に入れることができます。

今年の賞品である「リザードンVMAX」は抽選のものも含めて1200枚と昨年の「ミュウツーGX」300枚と比べて数が多いですが、リザードンは人気の高いポケモンなので同じくらいの価値を持つでしょう。

しかし「シールド戦に参加したいけど、やったことないからどうすればいいか分からない」という人も多いのではないでしょうか?

そんな人向けにシールド戦におけるデッキ作成の基本を解説していきます。

 

パック開封

今年のシールド戦で使用するのは「伝説の鼓動」10パック。

1パック7枚入りなので、合計70枚を使用します。

それに加えて参加者全員に配られる「ジムトレーナー」、「基本エネルギー」を組み合わせ、40枚を選んでデッキを組むことになります。

 

ポケモンV

「伝説の鼓動」は1箱20パックがセットで販売されています。

1箱の中には「ポケモンVMAX」が2枚、「その進化前のポケモンV」が2枚、「進化しないポケモンV」が2枚入っています※1。

そして、「箱に入っているパックを左右で10パックずつに分けた場合、『ポケモンVMAX』、『その進化前のポケモンV』、『進化しないポケモンV』が1枚ずつ出る」という仕組みになっています。

箱を左右で分けないお店では運が悪いとポケモンVが1枚も出ないということもありますが、多くのお店では左右に分けているので必ずポケモンVとVMAXを使うことができるのです。

「進化しないポケモンV」は「ザルードV」、「デンリュウV」、「ハガネールV」の3種類。

「ポケモンVMAX」は「マホイップVMAX」、「セキタンザンVMAX」、「トゲキッスVMAX」の3種類。

ポケモンVやVMAXは他のポケモンよりHPが高く使いやすいので、基本的には当たったら全部入れて大丈夫です。

 

通常ポケモン

ポケモンVとVMAXを確認したら、次はそれ以外のポケモンから何を採用するか決めます。

決める上で最も重要なのが「タイプ」。

「伝説の鼓動」には、「草」、「雷」、「超」、「闘」、「鋼」、「無色」の6つのタイプのポケモンが収録されています。

ポケモンはワザを使うのにエネルギーカードを付けなければいけません。

雷タイプのポケモンがワザを使うには雷エネルギーが必要なので、エネルギーの種類が多すぎると狙ったものを引きづらくなってしまいます。

 

シールド戦におけるエネルギーの種類は「2~3種類」が適切です。

「ポケモンV」、「ポケモンVMAX」と同じタイプのポケモンを採用し、もう1種類追加するかどうか、という考え方となります。

 

3色目を入れるかどうかにはいくつかの判断基準があります。

大きな判断基準の1つは「使いたいアメイジングレアがいるかどうか」。

既に決めた2色に加えてもう1色入れれば強力なアメイジングレアのワザを使えるといった場合、3色目の採用を検討する価値があります。

それ以外でも3色目を採用することはありますが、慣れていない場合は2色で組むのが無難です。

 

決めた色の中で何を入れるかについては、どのポケモンにも長所と短所があるので一概には言えません。

しかし基本的にはレアリティがR(キラカード)のポケモンは使いやすいことが多いので、積極的に採用するようにしましょう。

 

また、無色のポケモンは何色のエネルギーでもワザを使うことができます。

ワザエネルギーが無色になっている「メガヤンマ」と「ガラルマッギョ」、そして無色タイプのポケモンは全てのデッキで採用を検討する価値があります。

 

トレーナーズ

「伝説の鼓動」では1パックに1枚、トレーナーズか特殊エネルギーカードが入っています※2。

サポートとグッズはどれも強力なので、引いたものは配布の「ジムトレーナー」も含めて全てデッキに入れるようにしましょう。

ただし1枚だけ例外があります。「英雄のメダル」です。

このカードは「ポケモンVMAX」にしか効果を発揮しないため使えるタイミングがそもそも少なく、使えたとしてもシールド戦ではデメリットが大きすぎて旨味の少ないカードです。

このカードだけはデッキに入れないことをおすすめします。

 

エネルギー

多くの人が頭を悩ませるのがエネルギーの枚数。

通常の構築戦ならエネルギーの枚数を少なめにすることも多いですが、今回のシールド戦では少なくとも15枚以上エネルギーを採用すると安定した構築になりやすいです。

特殊エネルギーについても自分の選んだポケモンの色と合っていれば全て採用してOK。

特にツインエネルギーは噛み合う通常ポケモンを引けていると非常に強力です。

 

まとめ

デッキを組み終わったらいよいよ対戦開始。

今回のシールド戦は去年と比べて運要素が強いと言われることもありますが、それは基本さえ知っていれば誰にでもチャンスがあるということです。

ぜひシールド戦に参加してみてくださいね。

 

※1:稀にVMAXや進化しないポケモンVが3枚入っていたり、VMAXの進化前が単体で入っていることもあります
※2:ごく稀にトレーナーズが入っていないパックや、トレーナーズが2枚入っているパックもあります

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