CL愛知 エクストラレギュ環境考察 ~~
posted by ししゃも
みなさんこんにちは、ししゃもです。
いよいよ明日に迫ったチャンピオンズリーグ愛知大会。
今回は、出回っている情報の少ないエクストラレギュレーションの環境について紹介します。
参加者の皆さんの参考になれば幸いです。
評価基準
剣盾シリーズの開始に伴い、新カードの追加や先攻サポートの禁止というルール変更が加えられました。
しかしエクストラレギュレーションでは新ルールでの大規模なイベントが今日まで存在せず、ほとんど未知の状態で大会当日を迎えることとなります。
そこで前回のCL東京やシティリーグ、エクストラバトルの結果等から環境に多そうなデッキを予想していきます。
以下のようにTierランクを付けていくので参考にしてください。
Tier1
最も多そうなデッキ。予選8回戦(おそらく)のうちに2回以上当たるかも。
Tier2
環境に一定数いると思われるデッキ。対戦する可能性は高め。
Tier3
数は多くないものの強力なデッキ。当たらない可能性も高いが戦い方は考えておきたい。
Tierランク
CL愛知のTierランクとして考えているのは以下の通りです。
Tier1
ラボネク
レシゼク三神三鳥
カビゴン
Tier2
ガブギラオンバーン
ゾロアーク
サナニンフ
三神チャーレム
モクナシラフレシア
Tier3
ザシアン
ゲコゾロ
ビーチレジロック
ショックロック
アオギリ
パーフェクション
アイアント
Tier1はシティリーグやエクストラバトルで大活躍したラボネクとレシゼク三神三鳥、そして新弾のカビゴン。
これらのデッキについて参考記事を紹介しながら解説していきます。
Tier1
ラボネク
現エクストラ環境の中心にいる最強デッキ。サイレントラボ+ダブルドラゴンエネルギーの組み合わせで、後攻1ターン目から170ダメージを出し続けることができます。
ワザにエネルギー破壊の効果まで付いており、殴り合いでの突破は困難。エクストラレギュは「ラボネクを使うか? ラボネクを対策するか?」から考察をスタートさせることが多いです。
ダストダスまたはオクタンといった相方と組み合わせることが多く、前者はダストオキシンによる妨害、後者はオクタンによる安定性と終盤のN耐性が魅力です。
参考記事
【CL東京エクストラ29位】ウルネクダスト
CL東京18位 ウルトラネクロズマ! ~エクストラこそが我の独壇場~
レシゼク三神三鳥
シティリーグ優勝で一躍有名になったデッキ。対TAGではレシゼクの攻撃力を生かし、対ラボネクでは三鳥でサイド3枚取りを狙います。
対応範囲の広さは環境随一。構築やプレイングの難度も高くないため使用者は多いと予想されます。
参考記事
2020シティリーグシーズン1千葉優勝 三神三鳥レシゼク
カビゴン
新弾の最注目カード。非常に高いHPとTAGチームを1発で倒せる攻撃力を持っており、最強デッキの一角に躍り出ると考えられます。
トリプル加速エネルギー1枚でワザを使うことができ、まんたんのくすりで回復し続けることも可能。とても分かりやすい強さを持っているので、新弾のアタッカーの中では最も使用率が高くなるでしょう。
参考記事
ナギはドロソ!ゾロアークを超えた展開力!カビゴンVMAXチラチーノデッキ
Tier2
ガブギラオンバーン
シティリーグ名古屋の優勝デッキ。GX相手に大ダメージを狙えるガブギラと、ラボネク等に強いオンバーンの組み合わせです。
オンバーンを上手く使うことで真の強さを引き出せるデッキで、ディストーションとラウドソニック、そしてばくおんぱGXの使い分けが勝負の鍵を握ります。
当時ひよポケが使用したのはブルーの探索を使用した形でしたが、先攻サポートの禁止やガラルジグザグマの登場によって別の形で使用する人もいそうです。
参考記事
【エクストラ】デスカーンガブギラ【シティリーグ優勝・準優勝・ベスト4×2人・ベスト8・ベスト16×2人】
ゾロアーク
エクストラレギュでとても人気の高いポケモン。特性とりひきで手札を増やし、様々なサポートやサブアタッカーを組み合わせて戦います。
相方として選ばれることが多いのはラッタとガマゲロゲEX。ラッタはどくさいみん光線と合わせてHPの高いポケモンを1発で倒せるのが強みで、カビゴンVMAXへの回答となるのが魅力です。ガマゲロゲEXはゾロアークで妨害札を集めながらのブルブルパンチが強力。先攻1ターン目にサポートを使えなくなったことで、後攻1ターン目からのグッズロックの価値が上がっています。
こちらも先攻だとアズサやウツギを使えないので構築を考え直す必要はありますが、間違いなく強力なデッキです。
参考リスト
CL東京ベスト16(ししゃも)
サナニンフ
フレフワンと組み合わせ、まんたんのくすりを使い続けて耐久戦を仕掛けるデッキ。サナニンフを1発で倒せる手段の無いデッキに対してはかなり有利を取ることができます。
先攻サポートの禁止により、先攻の際はほぼやることが無くなってしまいました。じゃんけんに勝ったら必ず後攻を選びましょう。
参考リスト
CL東京ベスト8(タケムラ)
三神チャーレム
オルタージェネシスで攻撃力を上げ、チャーレムのΩ連打で攻撃していくデッキ。アルティメットレイを使うことでベンチのチャーレムにエネルギーを付けることもできます。
カビゴンに対して色相性で有利を取れるのが魅力。ストロングエネルギー、ディアンシー◇、ちからのハチマキ等を組み合わせることで1発で倒すことができます。
参考記事
シティリーグ2020シーズン1エクストラベスト4 三神チャーレム
モクナシラフレシア
モクナシのスーパーグロウでラフレシアを立て、後攻1ターン目からのグッズロックを狙うデッキ。
グッズロックされる前にどこまで準備を整えられるかが勝負ですが、先攻1ターン目にサポートを使えなくなったことでグッズロックが刺さりやすくなっています。
以前はエネルギー供給役としてフシギバナが採用されていましたが、新弾のゴリランダーを使うのも強力です。
参考記事
【ポケモンカード】シティーリーグ大阪 シーズン1 エクストラ優勝記事
Tier3
ザシアン
スタンダードレギュ最強のポケモン。エクストラではメタルソーサーだけでなくピーピーマックスを組み合わせることもでき、速度が上がっています。
こだわりハチマキやダダリンを使ってTAGを1発で倒すことも可能。分かりやすいデッキですが、参考リストを見付けづらいため使用者は少なそうです。
参考記事
なし
ゲコゾロ
ダークパッチやピーピーマックスでエネルギーを増やし、あくのはどうで大ダメージを出すデッキ。
基本エネルギーだけで組むとGXに対して強くなり、ダブルドラゴンエネルギーと三神を採用するとラボネク等に強くなります。
参考リスト
CL東京ベスト4(ぱっすう)
ビーチレジロック
Ωバリアを持ちグズマやフィールドブロアーの効かないレジロックを中心に、トロピカルビーチで手札を整えながら戦うデッキ。
普通の試合とやることが大きく違うので、慣れるまでは使うのも使われるのも難しいデッキです。
構築・プレイ難度共に高いですが、環境の多くのデッキに有利を取れるので無視できないデッキです。
参考記事
デッキ解説(エクストラ):トロピカルΩバリア シティ大阪準優勝
ショックロック
ライチュウの特性エボルショックでマヒにさせ、ムーランドの特性ばんけんでグズマを封じることで相手を動けなくさせるデッキ。
参考記事
【エクストラ】ショックロック詳細解説
アオギリ
アオギリの切り札を使ってカメックスを立て、特性ばくりゅうで水エネルギーを大量に付けて戦うデッキ。クイックボールによってアオギリの使いやすさが格段に上がっています。
しかし後攻1ターン目にグッズロックされると何もできずに負けてしまうという弱点があるので、使うには勇気がいる選択でもあります。
カメックスの代わりに新弾のモスノウを採用するという選択肢もあり、その場合はアオギリを使わずに進化して戦うこともできます。
参考リスト
シティリーグ千葉ベスト32(ヨウ)
パーフェクション
ミュウツー&ミュウGXと次元の谷を組み合わせ、様々なワザを使い分けるデッキ。基本炎エネルギー+溶接工でリザードンGX等のワザを使っていく形と、プリズムエネルギーでオンバーンGX等のワザを使っていく形があります。
参考記事
シティリーグ大阪 エクストラレギュレーション ベスト4 初心者でも簡単に回せる「超高速パーフェクション」
アイアント
アイアントを4匹並べ、ワザくいあらすで相手の山札を削っていって勝利を目指すデッキ。
ポケモンに付けると取られるサイドの枚数を1枚減らせる「いのちのしずく」をスイレンのつりざおで使い回し、サイドを取らせずに戦っていきます。
参考リスト
CL東京ベスト16(ヤナギブソン)
以上でデッキ紹介を終わります。
エクストラはカードプールが広いので、当日はまた新しいデッキが登場するかもしれません。どんなデッキが勝ち上がるか楽しみですね。