【 ポケカメモ杯優勝、準優勝】
ルガルガンゾロアーク ~~
builder たかぼー、しゅうと
posted by ししゃも
デッキリスト
4/8(日)に行われたポケカメモ杯で優勝したたかぼーさんのルガルガンゾロアークと、準優勝したしゅうとさんのルガルガンゾロアークを紹介します。
たかぼーさんはチームヤンチャムの一員。前回のポケカメモ杯ではマッシルガンを使用して第3位に入賞しており、環境トップデッキをいくつも使いこなせるだけの安定した高い実力を持っています。
しゅうとさんはWCS2012のジュニア世界チャンピオン。今年はシニアでCSP400を獲得しています。ほとんどの大会でルガルガンゾロアークを使っており、マスターを含めても日本トップクラスにルガルガンゾロアークが上手いプレイヤーです。
デッキリストは以下の通りです。
たかぼー
ポケモン(20枚) | |
---|---|
ゾロア | 4 |
ゾロアークGX | 3 |
ゾロアーク | 1 |
イワンコ | 3 |
ルガルガンGX | 2 |
ミュウツー | 2 |
バリヤード | 1 |
オドリドリ | 1 |
カプ・テテフGX | 2 |
シェイミEX | 1 |
エネルギー(7枚) | |
---|---|
W無色エネルギー | 4 |
基本闘エネルギー | 3 |
サポート(11枚) | |
---|---|
プラターヌ博士 | 3 |
N | 2 |
センパイとコウハイ | 1 |
オカルトマニア | 1 |
アセロラ | 1 |
グズマ | 1 |
アズサ | 2 |
グッズ(19枚) | |
---|---|
バトルサーチャー | 4 |
時のパズル | 4 |
ハイパーボール | 4 |
レスキュータンカ | 1 |
フィールドブロアー | 1 |
ターゲットホイッスル | 1 |
こだわりハチマキ | 3 |
かるいし | 1 |
スタジアム(3枚) | |
---|---|
スカイフィールド | 3 |
しゅうと
ポケモン(20枚) | |
---|---|
ゾロア | 4 |
ゾロアークGX | 3 |
ゾロアーク | 1 |
イワンコ | 2 |
ルガルガンGX | 2 |
アローラベトベター | 1 |
アローラベトベトン | 1 |
ミュウツー | 1 |
マッシブーン | 1 |
カプ・テテフGX | 2 |
シェイミEX | 2 |
エネルギー(8枚) | |
---|---|
W無色エネルギー | 4 |
基本闘エネルギー | 3 |
ストロングエネルギー | 1 |
サポート(10枚) | |
---|---|
プラターヌ博士 | 3 |
N | 1 |
センパイとコウハイ | 1 |
オカルトマニア | 1 |
グズマ | 2 |
アズサ | 2 |
グッズ(19枚) | |
---|---|
バトルサーチャー | 4 |
時のパズル | 4 |
ハイパーボール | 4 |
レスキュータンカ | 1 |
フィールドブロアー | 1 |
ターゲットホイッスル | 1 |
こだわりハチマキ | 2 |
かるいし | 2 |
スタジアム(3枚) | |
---|---|
スカイフィールド | 3 |
解説
ルガルガンGXとゾロアークGXがどちらも補助とアタッカーを兼ねており、相手や状況に応じて様々な戦い方のできるこのデッキ。現環境で最も深いデッキと言っても過言ではなく、登場以来常に環境トップに君臨しています。
今回は、たかぼーさんとしゅうとさんのデッキについて共通点と相違点に注目しながら解説していきます。
共通点
カード | 枚数 |
ポケモン | |
ゾロア | 4 |
ゾロアークGX | 3 |
ゾロアーク | 1 |
ルガルガンGX | 2 |
カプ・テテフGX | 2 |
サポート | |
プラターヌ博士 | 3 |
オカルトマニア | 1 |
センパイとコウハイ | 1 |
アズサ | 2 |
グッズ | |
バトルサーチャー | 4 |
時のパズル | 4 |
ハイパーボール | 4 |
レスキュータンカ | 1 |
フィールドブロアー | 1 |
ターゲットホイッスル | 1 |
スタジアム | |
スカイフィールド | 3 |
エネルギー | |
W無色エネルギー | 3 |
基本闘エネルギー | 3 |
枚数の同じカードは合計43枚。現環境のルガルガンゾロアークの基本的なカードと言えるでしょう。
ゾロアークラインはゾロア4枚、ゾロアークGX3枚、ゾロアーク1枚。ゾロアークラインと関係のあるトレーナーズはスカイフィールド3枚とターゲットホイッスルが1枚採用。基本的にはライオットビートで戦い、要所でマインドジャックを挟めるようにするという戦略が読み取れます。
どちらもウソッキーを採用していないのも注目点。ルガルガンゾロアークミラーではウソッキーよりもマインドジャックで戦うことを想定した構築になっています。
サポートのアズサはどちらも2枚。ルガルガンゾロアークの安定性を上げる重要なカードで、サイド落ちを嫌って2枚採用です。
相違点
カード | たかぼー | しゅうと |
ポケモン | ||
イワンコ | 3 | 2 |
ミュウツー | 2 | 1 |
オドリドリ | 1 | 0 |
バリヤード | 1 | 0 |
マッシブーン | 0 | 1 |
アローラベトベター | 0 | 1 |
アローラベトベトン | 0 | 1 |
シェイミEX | 1 | 2 |
サポート | ||
N | 2 | 1 |
アセロラ | 1 | 0 |
グズマ | 1 | 2 |
グッズ | ||
こだわりハチマキ | 3 | 2 |
かるいし | 1 | 2 |
エネルギー | ||
ストロングエネルギー | 0 | 1 |
たかぼーさんのデッキにはマッシブーンGX対策としてミュウツーが2枚、バリヤードが1枚、行進対策にもなるオドリドリが1枚採用され、マッシブーンGXを強く意識した構築になっています。一方しゅうとさんはミュウツー1枚だけ、代わりに非GXのマッシブーンとアローラベトベトンを採用。対マッシブーンGXだけでなく、より広い範囲の相手に対応できるように組まれています。シェイミEXの枚数が1枚多いのも注目すべきポイント。対マッシブーンGXではシェイミEXが他のGXと比べて特別倒されやすいという訳でもないので、以前より小さいデメリットで採用できます。
そしてしゅうとさんのデッキはイワンコが1枚少なくなっています。ルガルガンゾロアークの登場以来ずっとイワンコは3枚がほとんどでしたが、ここを削ることで他の強力なポケモンを採用できるようにしてあります。
サポートを見ると、たかぼーさんの方はNが1枚多くなっています。これによってサポ事故率を減らして安定性が高まるだけでなく、サイドを先行された時の切り返しもしやすいというメリットがあります。また、しゅうとさんのデッキに採用されていないアセロラが入っています。ゾロアークGXを2発で倒そうとする相手に非常に強くなるだけでなく、対マッシブーンGXでミュウツーを使いまわすこともでき戦術の幅が広がります。
一方しゅうとさんはグズマを2枚採用。イワンコが1枚少ない分を補って余りあり、よりベンチを狙いやすくなることで対戦をコントロールしやすくなります。
ポケモンのどうぐとエネルギーは、しゅうとさんの方がエネルギーとかるいしの枚数が多く、より安定性が高くなっています。たかぼーさんはハチマキを3枚採用。対マッシブーンGXでミュウツーやオドリドリに貼れると強力で、よりこれらのポケモンを生かしやすい構築になっています。
マッチアップ
たかぼー
相手デッキ | 勝敗 | |
1試合目 | マッシルガン | ◯ |
2試合目 | ホウオウボルケ | ◯ |
3試合目 | オーロット | 〇 |
4試合目 | グドララグ | ◯ |
5試合目 | ゲロゲゾロアーク | △ |
6試合目 | ホウオウボルケ | △ |
予選合計 | 4-0-2 | |
準々決勝 | ホウオウボルケ | ◯ |
準決勝 | ゲロゲジュナイパー | 〇 |
決勝戦 | ルガルガンゾロアーク | 〇 |
しゅうと
相手デッキ | 勝敗 | |
1試合目 | マッシルガン | ◯ |
2試合目 | ゾロダスト | ◯ |
3試合目 | ウルネクカラマネロ | 〇 |
4試合目 | ホウオウボルケ | × |
5試合目 | ウルネクカラマネロ | 〇 |
6試合目 | Mサーナイト | 〇 |
予選合計 | 5-1-0 | |
準々決勝 | ニンフサーナイト | ◯ |
準決勝 | ウルネクカラマネロ | 〇 |
決勝戦 | ルガルガンゾロアーク | × |
たかぼーさんしゅうとさん共に予選でマッシルガンを倒しており、ルガルガンゾロアークが不利マッチを覆せるだけのパワーを秘めたデッキであると再確認できます。
マッシブーンに強い超デッキに対して圧倒的に有利を取れるのもあり間違いなく環境トップの一角。京都大会でも確実に決勝トーナメントへ上がってくるでしょう。
たかぼーさんとしゅうとさんがどれだけ活躍するかも楽しみです。