上位3デッキリスト＆解説 ～マッシルガン・レックミロカロス・ルガゾロ～

3/18(日)に行われたポケカメモ杯。そこでの上位入賞者は以下の通りです。

 

優勝：りこさん（ルガルガンゾロアーク）

準優勝：こりさん（レックウザミロカロス）

第3位：タクミさん（マッシブーンルガルガン）

 

今回はこの3人のデッキ全てのリストと解説を掲載します！

 

第3位：マッシブーンルガルガン

第3位のタクミさんは、今回でなんと3回連続のポケカメモ杯上位入賞。中学生でありながら非常に安定した実力を持っており、マスターでも彼以上のプレイヤーはほとんどいないでしょう。

使用したのはマッシルガン。3月にもマッシルガンを使用して入賞していましたが、その時のリストとは若干異なっています。
1つ目の変更点は、ピーピーマックスを採用したこと。ピーピーマックスは失敗する可能性もありますが、成功すれば相手の計算を大きく狂わせることもできる強力なカードです。タイミングを選ばずに使えるのが強力で、ビーストリングの枚数を増やすのとは一長一短。
もう1つの変更点は、パラレルシティを1枚採用していること。相手の動きを妨害できるだけでなく、裂空のカリスマに収録されている「そらのはしら」や「戒めの祠」といった厄介なスタジアムをトラッシュするのにも使えます。

 

準優勝：レックウザミロカロス

準優勝のこりさんは静岡在住のプレイヤーで、昨年は日本代表にも選ばれています。攻撃力の高いデッキを好んで使い、自主大会での入賞回数もとても多いです。

使用したのはレックウザミロカロス。大元となったデッキは昨年みれさんの作成したカプブルルミロカロスです。それを元にみれさんの友人であるしょうさんがレックウザミロカロスを作成し、みれさんとしょうさんの友人であるこりさんがポケカメモ杯で使用しました。
ミロカロスのエナジーグレイスでレックウザGXにエネルギーを付けながらのエリートトレーナーが非常に強力。序盤から相手の動きをかなり制限することができ、必要パーツの多いデッキだと準備が整う前に押し切られてしまいます。無駄なカードが採用されておらず、7枚のボールとGXワザによって手札事故も起こしづらいため想像以上に安定して戦うことができます。

 

優勝：ルガルガンゾロアーク

優勝したりこさんは、シニアのゆうたさんのお母さんです。ゆうたさんとりこさんは共に非常に高い実力を持ったプレイヤーで、親子揃って世界大会経験者。りこさんは2015年の日本TOP4にも入っています。

使用したのはお馴染み最強デッキのルガルガンゾロアーク。カウンターエネルギーやマグカルゴの入っていないシンプルな形です。
ゾロアークが多めに採用されており、安定性を上げるゾロアークGX3枚と要所で重要な働きをするマインドジャックが2枚。その分イワンコとルガルガンGXは少なめの2枚ずつです。
最近だと少し採用率の下がっていたアローラベトベトンも入っています。ウソッキー対策となるだけでなく、行進のマーシャドーGXやマッシルガンのディアンシー◇にも刺さります。
サポートで目を引くのはポケモンレンジャー。新弾のチルタリスGXに負けなくなるだけでなく、最近増えつつあるオンバーンGX対策にもなりうるカードです。
他にも必要なカードがしっかり採用されており、隙の無い構築となっています。

 

 

3人のデッキはどれも強力で、幕張大会でも上位の一角を占めるのは間違いないでしょう。

日本一に輝くのは誰になるのか楽しみですね。