大阪大会予選抜け条件予想 ~予選が何試合あり、何勝すればクライマックスステージへ進むことができるのか?~
posted by ししゃも
チャンピオンズリーグ大阪大会では、国内大型大会で初となるスイスドロー形式での予選が開催されます。
予選が何試合あり、何勝すればクライマックスステージへ進むことができるのか? その条件を計算しました。
クライマックスステージ進出人数
まず、クライマックスステージには何人が出場できるのか?
公式サイトによると、クライマックスステージは2日目の14:30~17:40、190分間となっています。
対戦時間は30分1本勝負+サイド数によって延長戦。試合間の準備も含め仮に40分程度としても、5試合行うと200分となり予定をオーバーしてしまいます。
よってクライマックスステージは4試合、16人が進出できると考えられます。クライマックスステージ進出=チャンピオンシップポイント獲得となり、分かりやすいですね。
スイスラウンド参加人数
続いて、1日目スイスラウンドの参加人数と試合数を考察します。
まず参加人数ですが、1次募集の時点で受付番号400番以上の方がいるということが分かっています。申請した順に番号が振られているようなので、最低でも400人の参加者がいると考えられます。ここに加えて2次募集もあったので、合計で500人以上の参加者がいると予想できます。
スイスラウンド試合数
次に試合数を考えていきます。公式サイトによると、オープンリーグ予選が行われるのは9:00~18:00の9時間です。毎回9:00から開会の挨拶があるので、今回も同じだと考えられます。さらに昼食休憩の時間も考えると、試合に使えるのは実質8時間、480分以下になりそうです。
この中で、1試合50分+3ターン+結果集計+マッチング確認+席移動を行います。スタッフの数にも限りがあるので、試合結果の申請にもそこそこの時間がかかることが予想され、さらに500人前後でマッチングの確認や席の移動を行います。効率よく進んでも1試合80分はかかるでしょう。
以上から、スイスラウンドの試合数は6試合程度であると予想します。余裕を持って5試合だけ、逆に昼食休憩などの時間を削って7試合の可能性もありますが、8試合以上は不可能でしょう。
予選抜け条件
予選抜け人数16人、参加者数500人以上、試合数6試合前後と全ての前提が揃ったところで、いよいよ予選抜け条件を計算します。
計算にあたり人数をちょうど割り切れるよう512人、引き分けは起こらないものと仮定すると、試合数ごとの成績は以下の通りとなります。
5試合 | 6試合 | 7試合 | |
全勝 | 16人 | 8人 | 4人 |
1敗 | 80人 | 48人 | 28人 |
2敗 | 160人 | 120人 | 84人 |
3敗 | 160人 | 160人 | 140人 |
4敗 | 80人 | 120人 | 140人 |
5敗 | 16人 | 48人 | 84人 |
6敗 | 8人 | 28人 | |
7敗 | 4人 |
5試合の場合、全勝しなければクライマックスステージへ進出することはできません。実際には引き分けも起こり得ますが、5連勝もしくは4勝1分の最上位のみが2日目進出となるでしょう。
流石にこれではスイスドローの意味が無いので、6試合は行われるだろうと考えられます。しかし6試合でも全勝が8人、1敗は48人中8人しか上がれないので、5連勝した後の最後の1戦を落としたプレイヤーだけが2日目進出となりそうです。
引き分けの多発するルールではあるので、実際には全勝者の人数はもっと少なくなります。その場合を考えても、5勝1分けまでが安全ラインで5勝1敗はよほどオポネントが高くないと2日目進出とはいかなさそうです。
運営が無理して7試合行うと、1敗でも抜けられる確率は相当上がります。6勝以上の最大人数が32人なので、引き分けを考えると6勝1敗ならかなり高い確率で予選を抜けることができ、もしかしたら5勝2分で抜ける人も出てくるかもしれません。
しかしいずれにせよ、予選を抜けるにはかなり高い勝率が必要なようです。
6試合なら5連勝1敗もしくは5勝1分、7試合だとしても6勝1敗
が予選抜け条件であるというのが結論です。