【 オープンリーグ優勝】
ハンマーオーロット ~現環境最強デッキの1つであるハンマーオーロットを解説します!~
builder がらすぃ
posted by ししゃも
現環境最強デッキの1つであるハンマーオーロットの解説をします!
オーロットの特性もりののろいでグッズを封じ、さらにフレア団のしたっぱとクラッシュハンマーでエネルギーを破壊することで相手に何もさせず勝利を掴むこのデッキ。先日の20thアニバーサリーフェスタ愛知会場では5カテゴリー中4つでオーロットが優勝するという大活躍を見せました。
以下、オープンリーグでがらすぃ選手が使用した優勝レシピです。
ポケモン(13枚) | |
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ボクレー | 4 |
オーロット | 4 |
オーロットBREAK | 3 |
シェイミEX | 2 |
エネルギー(7枚) | |
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基本超エネルギー | 7 |
サポート(13枚) | |
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プラターヌ博士 | 4 |
N | 1 |
フラダリ | 2 |
ミツル | 3 |
フレア団のしたっぱ | 2 |
クセロシキ | 1 |
グッズ(23枚) | |
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バトルサーチャー | 4 |
トレーナーズポスト | 4 |
バトルコンプレッサー | 1 |
ハイパーボール | 4 |
クラッシュハンマー | 4 |
すごいつりざお | 2 |
レッドカード | 2 |
ヘッドノイザー | 2 |
スタジアム(4枚) | |
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次元の谷 | 4 |
メインアタッカーであるオーロットラインを4-4-3で入れ、他のポケモンはドローのためのシェイミEXを最低限の枚数のみ。基本的にオーロット3匹ほどでサイド6枚を取りきる戦略で戦います。
ミツルが3枚入っており、先攻1ターン目から使うことができると相手は1度もグッズを使う機会を得られず全く盤面を整えられないまま勝負が付くことも。実際にオープンリーグの決勝戦では最初にミツルが決まり、相手はケロマツから進化できないまま負けてしまいました。
じゃんけんで負けたとしても、4枚のクラッシュハンマー、フレア団のしたっぱ、ヘッドノイザー等で相手を妨害し、技を使わせないまま勝利することを目指します。
またフラダリが2枚入っており、技を使う準備のできていないベンチのポケモンを引きずり出してからサイレントフィアー連打で相手を全滅させるというのも凶悪な戦法。かるいしやポケモンいれかえを使うことができないので、ポケモンを交代させるにはエネルギーを貼って逃がすか、AZのようなサポートを使うなどしかありません。ボルケニオンデッキのボルケニオンEXや白レックのフーパEXなどを出すときは常に注意する必要があります。
ほとんどのデッキに対してじゃんけんに勝てば圧倒的有利、じゃんけんに負けても互角か悪くても微不利程度というほどのスペックで猛威を振るったこのデッキですが、今月に入って最強の対策カードが解禁されてしまいました。
それがこのギラティナ。BREAK進化ポケモンの特性をすべて消すという恐ろしい効果を持っており、このポケモンを出せばオーロットBREAKがバトル場にいてもグッズを使い放題となります。このカードの登場により、11月からはあまりオーロットデッキの活躍を聞かなくなりました。
が、本当にオーロットデッキは使えなくなったのでしょうか? このギラティナには、実はいくつかの弱点があります。
1つ目はサイレントラボで特性を無効化されてしまうこと。オーロット側がサイレントラボを積んでいた場合、ギラティナの特性が消えてグッズロックが復活します。(サイレントラボを複数積む場合はシェイミEXを抜いてダート自転車に変えるといったカスタマイズが有効かもしれません)
2つ目は、オーロットがBREAK進化しなかったときはグッズロックが有効であるということ。その状況でギラティナをフラダリされてしまうと、逃がせないままウッドスラムで倒されるといったこともあり得ます。
3つ目は、ギラティナが無駄になってしまうマッチアップも多いこと。BREAK進化の特性に対して無類の強さを誇るギラティナですが、環境に多いボルケニオン、白レック、悪ドラゴン、行進といった強力なデッキに対しては無意味なカードです。他に入れたいカードがある場合、ギラティナの優先度が高くないデッキも多いでしょう。そして仮に1枚だけ入れたとしても、グッズロック下でその1枚を出すことができないときもあります。
そしてもう1つは入手難度が高いこと。ジムバトルのプロモパックに低確率でしか入っていないので、使いたいけど手に入らないという人も多いです。
以上の理由から、オーロットデッキは今後も環境で戦えるデッキだと言えるでしょう。XYシリーズで行われる大会もまだまだ多いので、参加する皆さんはこのデッキを選択肢の1つに入れてみてはいかかでしょうか?