宮城大会レポート ~チャンピオンズリーグ宮城大会について、上位のチームやデッキについて解説します!~
posted by ししゃも
先日行われたチャンピオンズリーグ宮城大会について、上位のチームやデッキについて解説します!
宮城大会の環境に非常に大きな影響を与えたのがダストダスというカード。みらチャン杯やポケカメモ杯で結果を残したエーフィダストはデッキパワーが高く、当日もかなりの使用率を誇っていました。その他ジジーロンダストやケンタロスダストのような形のデッキもあり、ダストダスの相方を皆さん研究してきたようです。
ボルケニオンやゲロジュナも大阪と比べれば数を減らしたもののそこそこの使用率。エーフィダストに対して有利を取れるよるのこうしんや、上位のデッキに安定した勝率を出せるMサーナイトも使われていました。
そして、今回はWCS予選としては初となるチーム戦。活躍したのは普段からチームを組んで大会に臨んでいるプレイヤーたちです。
その中でも最も注目を集めたのが「チームアチャモ」。チムアチャという略称で呼ばれ、昨年日本チャンピオンの米田タクヤさんをはじめ世界大会経験者が数多く在籍している国内最強のチームです。
今回チムアチャからは4チーム12人が参加。アローラキュウコンを中心としたデッキとダストダスを中心としたデッキの2種類を操り、何と4チーム全てがクライマックスステージに進出し、優勝と準優勝のワンツーフィニッシュという結果となりました。
チムアチャの使った2デッキはメンバーのミランさんがTwitterで公開しています。
https://twitter.com/AC_Milan1899_/status/848873673872220160
https://twitter.com/AC_Milan1899_/status/848494999620603904
どちらのデッキにもカプ・コケコが採用されているのが特徴。そこそこのHP、にげるコストが0、W無色1枚で全体に20ダメージという削り性能の高さといぶし銀のスペックです。
アローラキュウコンGXについて大会前に注目している人は少なかったものの、強力な3つの技を使いこなしてその力を見事に引き出していました。このポケモンに有利を取れるデッキは意外に少なく、環境を読み切った結果と言えるでしょう(管理人のチームもチムアチャのアローラキュウコンに敗れました)。
ダストダスはサブアタッカーとして採用されているポケモンに注目。カプ・コケコとオドリドリという2種類の削り役と、ケンタロスGXとカプ・テテフGXというW無色1枚で動ける攻撃役によって相手に圧力をかけていき、グッズの温存を許しません。エーフィダストを中心としてダストダスを使用しているプレイヤーは多くいましたが、その力を非常に上手く引き出せるデッキの1つと言えそうです。
そして、惜しくもチムアチャに敗れたものの3位に入賞したのは「マイコ」と「モリノノロイ」の2チーム。「マイコ」は昨年世界11位のはわさん率いるチーム、「モリノノロイ」は大阪大会ベスト8のバツローグさん率いるチームで、どちらも素晴らしいデッキを使っていました。
公式ページでのレシピ公開が楽しみですね。
次の大会は5月。今度は個人戦となりますが、またチムアチャが強さを見せ付けるのか、それとも打ち倒すプレイヤーが現れるのか目が離せません。