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デッキ

2018-04-14

【 ポケカメモ杯4位】

ゲロゲジュナイパー ~~

builder タクミ

posted by ししゃも

デッキリスト

4/8(日)に行われたポケカメモ杯で第4位に入賞したタクミさんのゲロゲジュナイパーを紹介します。

タクミさんはシニアで日本代表も確定させている中学生プレイヤー。弟のリョウスケさん、父親のひでパパさんとともに大会に参加していることが多いです。
今回使用したのはゲロゲジュナイパー。ルガルガンゾロアークに勝ち切れないため少し数を減らしていましたが、高いHPを生かしてマッシルガンと互角以上に戦えるのではないかと見直されつつあるデッキです。

デッキリストは以下のとおりです。

ポケモン(18枚)
モクロー4
フクスロー4
ジュナイパーGX4
ガマゲロゲEX2
シェイミEX2
カプ・テテフGX1
エーフィEX1
エネルギー(7枚)
W無色エネルギー4
基本草エネルギー2
超ブーストエネルギー1
サポート(9枚)
プラターヌ博士3
N2
クセロシキ1
グズマ1
アセロラ2
グッズ(22枚)
バトルサーチャー4
ハイパーボール4
バトルコンプレッサー3
トレーナーズポスト3
活力剤3
フィールドブロアー1
こだわりハチマキ2
かるいし2
スタジアム(4枚)
巨大植物の森4

解説

ガマゲロゲEXのブルブルパンチで相手の動きを制限し、その間に後ろで育てたジュナイパーGXのフェザーアローでダメージを蓄積させていくのがこのデッキの基本的な戦略。HP240のジュナイパーGXを壁にしてアセロラで回復し続ける戦い方もでき、使いこなせればとても強力です。

また、トップメタである対マッシルガンでいくつか有効な戦術を持っているのもポイント。フェザーアローでサイドを取るタイミングを調整することでスレッジハンマーの120ダメージを出させないようにしたり、ブルブルパンチでサイドを取ってビーストリングを使わせないといった動きが可能です。

タクミさんの構築はトレーナーズポスト、バトルコンプレッサー、活力剤が3枚ずつ入っています。バトルコンプレッサーでモクロー、フクスロー、ジュナイパーGXをトラッシュして活力剤で手札に加えることができジュナイパーGXを育てやすくなっており、さらにトレーナーズポストでこれらのカードを揃えやすくするのが狙い。シェイミEXも2枚採用されており、1ターン目からジュナイパーGXを用意できることも多いです。シェイミEXのスカイリターンでジュナイパーGXを壁にする動きもできるため、他のデッキと比べてリスクが少ないのもポイント。

この構築のもう1つの特徴は、超ブーストエネルギーが採用されていること。ジュナイパーGXが3匹立っていれば1枚ではっぱカッターを使えるようになるこのカード。はっぱカッター→アセロラ→はっぱカッターと動けば一方的にサイドを取り続けることもでき、盤面が整ったときの強さは凄まじいです。ジュナイパーGXが1匹しかいなくとも草エネルギー1枚分としてははたらくため無駄になりづらいのも強力。

そしてポケモンのどうぐは闘魂のまわし0枚でこだわりハチマキ2枚。これは、ガマゲロゲEXメインで戦うというより上述のようにスカイリターン、はっぱカッターなどを状況に応じて使い分けていくことを想定した配分です。
必要なカードが必要な枚数だけ入っており、安定感のある美しい構築に仕上がっています。

マッチアップ

ポケカメモ杯当日のマッチアップは以下の通り。

相手デッキ 勝敗
1試合目 ヨワシ
2試合目 グソクダスト
3試合目 オーロット ×
4試合目 カウンターゾロ
5試合目 グドララグ
6試合目 マッシルガン
予選合計 5-1-0
準々決勝 オーロット
準決勝 ルガルガンゾロアーク ×
3位決定戦 ウルネクカラマネロ ×

予選は5勝1敗。最終戦でしっかりとマッシルガンに勝利しており、この環境で戦っていけることを示しています。
準々決勝では1ターン目からジュナイパーを用意して押し切ったものの、準決勝でルガルガンゾロアークに敗北。サイド落ちでジュナイパーGXがあまり立たず、立てたジュナイパーGXもブラッディアイで倒されてしまいました。3位決定戦の対ウルネクカラマネロはサポートを引けずに負け。最終結果は4位となりました。

現環境でそこまで多くないジュナイパーデッキ。対マッシルガンや対ルガゾロの勝率など検証すべきことはまだまだありますが、トップを取る可能性のあるデッキなのは間違いなさそうです。

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