ソルガレオドータクン ～～

 

新弾のパッケージポケモン、ソルガレオGXをメインに据えたデッキ。HP250、ワザ威力230という破格の性能で相手を圧倒することができます。

2進化のソルガレオGXを確実に用意するため、コスモッグ、ソルガレオGX、ふしぎなアメは全て4枚。フウロとコスモウムも2枚ずつ採用し、ソルガレオGXを複数用意しやすくしました。さらにドータクンも用意する必要があるのでハイパーボールとレベルボールも4枚ずつ入っています。

ギルガルドEXは序盤の時間稼ぎと、ゾロアークなどの対非EXを意識。エネルギーを捨てずにワザを連発できるのでソルガレオGXより息切れしづらく長く戦うことができます。

コバルオンは序盤の時間稼ぎができるだけでなく、終盤に少ないコストで強烈なダメージを与えたり、サイドの調整に使うことができます。

そして非常に強力なのがまんたんのくすり。HP250のソルガレオGXは1発で倒されづらく、まんたんのくすりを使うことで行動回数を増やして序盤の遅れを取り戻せるようになっています。攻撃後はエネルギーをトラッシュしているためデメリットもほとんどありません。

基本的には2ターン目にソルバーストGXを使ってエネルギーの準備をし、3ターン目からメテオドライブで相手のアタッカーを落としていきます。2ターン目にソルバーストGXを使わなかったときは、相手のオカルトマニアなどで攻撃できないターンにソルバーストGXを撃つ展開を見据えてプレイします。

EX、GXをメインとしたデッキの多くに有利を取ることができますが、このままの形だと不利なデッキもいくつかあります。ボルケニオン、ダストダス、ミラーマッチなどがそれに当たります。

対ダストダスでは特性が全て止められてしまうので、メタルチェーンはもちろんウルトラロードも使えなくなりポケモンを入れ替える手段が無くなってしまいます。対応するためにはびっくりメガホンが2枚は必要でしょう。

ミラーマッチのように2進化GXを相手にする場合、HPが250程度ありメテオドライブを使うだけでは倒すことができません。チカラのハチマキの採用などでメテオドライブの威力を上げ、相手のポケモンを倒せるようにしているかどうかが勝負を大きく左右します。また、オカルトマニアを採用すれば相手の攻撃を止めることも可能なのでこれも大きな要素です。

そして最も厳しいのが対ボルケニオン。ボルケニオンEXのボルカニックヒートはもちろん、スチームアップで強化した非EXボルケニオンのばくねつほうでもソルガレオGXが倒されてしまうため非常に不利です。デッキの安定性や攻撃を始めるまでのスピードも向こうの方が上なので、サイレントラボのような対策カードを数枚入れただけでは解答になりません。素直に諦めるか、じゃくてんほけんを入れてメガホンが飛んでこないことを祈るのが1番ましかもしれません。

上記のように不利なデッキはあるものの、その他のデッキを相手にするときはその圧倒的なHPと攻撃力で蹂躙することも可能です。実際に使ってみると想像以上の強さがあるので、ぜひ1度試してみることをおすすめします。