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コラム

2017-11-23

ポケカ最新環境考察Ⅲ ~シティリーグ東京デッキ分布~

posted by ししゃも

デッキ選択にあたり、環境にどんなデッキが多いのかという情報は非常に重要なものです。
敵を知り己を知れば百戦危うからずと言うように、相手のデッキを予想し、それに勝てるような構築を用意できれば勝率を大幅に上げることができます。

そのために大切なのが環境調査。今回は、11/19(日)に秋葉原で行われたシティリーグに参加した98名のデッキ分布を掲載します!

人数 使用デッキ
28人 ルガルガンゾロアーク
11人 夜の行進
8人 ジュナイパー系統
6人 グソクムシャゾロアーク
5人 ギャラドス
ソルガレオ系統
オンバーン
4人 マッシブーン系統
3人 サーナイト
超シルヴァディ
超ダスト
1人 ケケンカニルガルガン
アローゲッコウガ
ニンフィアLO
ゲロゲゾロアーク
ジジーロンダスト
コケコネクロ
カウンターゾロアーク
マニューラゾロアーク
ボルケダスト
ドータクンテッカグヤ
グソクムシャダスト
グソクムシャ
ラフレシアゾロアーク
カウンタービークイン
Mサーナイト
オーロット
超ゾロアーク

98人中28人という圧倒的な使用率でルガルガンゾロアークがトップ。4人に1人以上が使っている計算となります。池袋大会の予選は8試合なので、2戦前後は戦うことになるでしょう。デッキ内容は横浜大会でとーしん選手が使用したものと同じ、アローラベトベトンと時のパズルを採用した型が主流になっています。

次いで多いのが夜の行進。使用者のうち4人がベスト16までに入っており実力も確かなものです。オンバーンにも勝ち越しており、甘い対策であれば踏み潰していけるだけのパワーも持っています。行進+ゾロアークGXのデッキが多く、上級者にはカリンやオドリドリ1枚で簡単に勝つことができません。

使用率3位・4位はジュナイパー・グソクゾロアークと草デッキが続きます。ルガルガンGXの弱点を突けるという大きな強みがあり、ルガルガンゾロアークのブースター採用が減っているのも追い風。この日の大会では炎デッキも1人しかいなかったため、かなり戦いやすい環境だったと言えそうです。

ちなみに池袋大会の参加人数を横浜大会に近い1024人と仮定すると、決勝トーナメントに進出できるのは6勝2敗のオポネント上位25%ほど。8試合中不利なデッキを2回以上踏む可能性の高いデッキは選びづらいです。

ルガルガンゾロアークが最多で、夜の行進、ジュナイパー、グソクゾロアークが後に続くという分布は多くの大会で共通の傾向でもあり、池袋大会でもこの傾向は続くとみて間違いないでしょう。
この4デッキのうち、少なくともルガンガンゾロアークを含む2デッキには不利を取らないデッキを選択したいところ。さらに上位4デッキを合わせても全体の半分程度なので、その他の様々なデッキにも勝ち切れる構築を用意していくことが求められます。

そしてこの日の大会で上位に入ったのはケケンカニルガルガン、アローゲッコウガ、ジガルデマッシブーン、ルガルガンゾロアーク。どれも様々なデッキに勝てるようしっかり考えられた構築でした。
池袋大会ではこれらを超えるようなデッキが登場するのか楽しみです。

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