【 自主大会ペケ×杯予選全勝】
ゲンガナンスルナアーラ ~耐久力の高さから意外に多くの人が使用しているルナアーラGXデッキ~
builder シータ
posted by ししゃも
ポケモン(14枚) | |
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コスモッグ | 3 |
コスモウム | 2 |
ルナアーラGX | 3 |
ソーナンス | 3 |
ゲンガーEX | 2 |
ミュウツーEX(XY8赤) | 1 |
エネルギー(10枚) | |
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基本超エネルギー | 6 |
W無色エネルギー | 4 |
サポート(13枚) | |
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プラターヌ博士 | 4 |
N | 2 |
リーリエ | 3 |
フラダリ | 2 |
AZ | 1 |
フウロ | 1 |
グッズ(21枚) | |
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バトルサーチャー | 4 |
トレーナーズポスト | 2 |
ハイパーボール | 4 |
ネストボール | 2 |
ふしぎなアメ | 3 |
すごいつりざお | 1 |
まんたんのくすり | 2 |
びっくりメガホン | 1 |
ちからのハチマキ | 2 |
スタジアム(2枚) | |
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次元の谷 | 2 |
その耐久力の高さから意外に多くの人が使用しているルナアーラGXデッキ。今日紹介するのは、先日の自主大会ペケ×杯で予選全勝したシータさんのゲンガナンスルナアーラです。
戦い方
序盤はソーナンスで相手の妨害をしながらゲンガーEXのやみのかいろうでダメージを蓄積させていき、中盤はルナアーラGXのシャドーレイとルナフォールGXで相手に負担をかけていきます。そして最後はミュウツーEXにエネルギーを集め、バーストボールでとどめを刺すというのが基本的な戦い方になります。
このデッキの最大の強みはソーナンスを活用できること。ほぼ全てのデッキに採用されているシェイミEXにセットアップをさせないだけでも十分に強力で、特に白レックなどには致命的ですが、それ以外にも環境のほとんどのデッキに刺さっています。ボルケニオンはスチームアップを封じられるため、パワーヒーターだけでソーナンスを突破するのはとても時間がかかってしまいます。鍛冶屋を使いたくてもスチームアップでエネルギーをトラッシュできないので、上手く準備ができないことも多いです。WTBはマナフィEXが止められてしまうので自由に入れ替えができず、ピーピーマックスを上手く生かすことができません。ジュナイパーもフェザーアローが止められてしまい、打点が大幅に制限されます。ラランテスラフレシアに至ってはラフレシアのグッズロックがソーナンスで無効にされるため、ただの中打点デッキに成り下がってしまいます。イーブイもエナジーしんかができず、盤面の準備がワンテンポ遅れることになります。ソルガレオはウルトラロードとメタルチェーンの両方が封じられてしまうので、その状態でソーナンスを倒し続けることは非常に困難です。
そうやって妨害しながら自分の盤面を準備していき、ソーナンスが簡単に倒されてしまうようになったら次はルナアーラGXを動かしていきます。シャドーレイの威力は120と物足りないですが、HPが250あるためほとんどの攻撃を1発耐えることができます。そして耐えた後はトランスとまんたんのくすりで回復できるので、相手にサイドを取らせずに戦っていくことができます。GXワザのルナフォールGXも強力で、ポケモンGX以外のたねという制限はあるもののボルケニオンEXなどの強力なポケモンEXをフラダリ要らずでどこからでも倒すことができます。このワザが残っている限り相手は1匹にリソースをつぎ込むことが難しくなり、かなり行動を制限することができます。
そうやって盤面をコントロールしていき、最後はミュウツーEXの出番。エネを落とされないように立ち回っていれば終盤には6エネ以上を盤面に残せることが多いので、バーストボールでEXやGXを1発で仕留めて勝負を決めることができます。
対策
このように強力なルナアーラデッキですが、ソーナンスを簡単に処理できるデッキやルナアーラGXを1発で倒せるようなデッキは苦手。ブラッキーGXなどはハチマキを付ければシャドーバレットでソーナンスを倒すことができ、ルナアーラの弱点も付けるので非常に有利に戦うことができます。回復されないようにオカルトマニアでサイコトランスを止め、まんたんのくすりを使いづらくさせるのも有効な戦術。エネ加速のできないデッキなので、エネルギーごと相手のポケモンを倒すことができれば1手で優位に立つことができます。
まとめ
発売当初はあまり注目されていませんでしたが、徐々に評価の見直されてきたルナアーラGX。ソーナンスとまんたんのくすりを駆使して盤面を支配できるこのデッキは、メタの一角に食い込む日も遠くないかもしれません。