【 第2回ポケカメモ杯3位】
エーフィダストダス ~第2回ポケカメモ杯3位に入賞したメガリクさんのエーフィダストダスを紹介します!~
builder メガリク
posted by ししゃも
第2回ポケカメモ杯3位に入賞したメガリクさんのエーフィダストダスを紹介します!
メガリクさんはWCS2016ジュニアリーグの準優勝者であり、第1回ポケカメモ杯でも優勝しています。今回は新弾発売で一挙に注目を浴びることとなったエーフィダストダスを使い、見事3位に入賞しました。
ポケモン(21枚) | |
---|---|
イーブイ | 4 |
エーフィGX | 3 |
シャワーズ | 1 |
サンダース | 1 |
ブースター | 1 |
ヤブクロン(SM2) | 4 |
ダストダス(SM2) | 4 |
オドリドリ(まいまい) | 1 |
カプ・テテフGX | 2 |
エネルギー(10枚) | |
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基本超エネルギー | 7 |
W無色エネルギー | 3 |
サポート(9枚) | |
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プラターヌ博士 | 4 |
N | 3 |
フラダリ | 2 |
グッズ(18枚) | |
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バトルサーチャー | 4 |
ハイパーボール | 3 |
レベルボール | 2 |
シンカソーダ | 2 |
すごいつりざお | 1 |
フィールドブロアー | 1 |
びっくりメガホン | 1 |
こだわりハチマキ | 2 |
かるいし | 2 |
スタジアム(2枚) | |
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パラレルシティ | 2 |
序盤は1エネで動けるエーフィGXでしのぎ、相手のトラッシュにグッズが溜まってくる中盤以降にダストダスを動かして一気にサイドレースで優位に立つデッキ。強力な新ダストダス入りの中でも使いやすく広く使われているタイプの構築です。
ダストダスの相方としてエーフィを選択する理由は2つあります。
1つ目は、エネルギーが嚙み合っていること。超1エネで動けるダストダスのデッキを使うなら、超エネルギーをメインで使うデッキに入れるのが最も事故を起こしづらくなります。エーフィGXはイーブイに基本エネを貼るだけで進化でき、なおかつそのまま強力なサイケこうせんを放つことができます。こんらんという効果は想像以上にやっかいで、ガマゲロゲのように逃がしたり入れ替えたりする手段が少なく、前に出てワザを打ち続けるタイプのポケモンに対しては非常に大きな力を発揮します。
2つ目は、ダストダスに対してシャワーズ、サンダース、ブースターの特性が効果を発揮すること。1進化のポケモンに対してそれぞれに対応したタイプを付与するブイズの特性と組み合わせることで、相手のトラッシュにグッズが溜まり切らないときでも弱点を突いて大ダメージを与えることができます。
以上の理由から新弾後の環境で猛威を振るっているエーフィダスト。その中でも、メガリクさんの構築はとても美しくまとまっています。
まずイーブイとエーフィGXを4-3で採用。エーフィ以外に進化する択もあるイーブイは当然の4枚、エーフィGXは序盤に2枚動かすことが多いので余裕を持って3枚の採用。
シャワーズ、サンダース、ブースターは1枚ずつ。新弾発売直後で環境が定まらない中、最も広い範囲を見られるようにしてあります。
ダストダスラインは最大の4-4で採用。特性を止めるダストオキシンのダストダスは不採用です。あちらも強力な場面はありますが、立てると自分のシャワーズ、サンダース、ブースターの特性も消えてしまうというデメリットがあります。また、アタッカーのダストダスを3枚以上安定して立てたいことや、ダストオキシンを使うならかるいしを増やす必要もあることなどからSM2ダスト4枚となっています。
また、サブアタッカーとしてオドリドリが採用されています。エーフィダストは1ターン目から高火力を出してきてエーフィGXの弱点も突ける行進が少し苦手。そこに対するカウンターカードとしての活躍を見込んでいます。
そして注目なのは、シェイミEXが採用されていないこと。手札を補充することで1ターンのうちにできることを増やせるカードですが、ダストダスでサイドレースを逆転しにいく後半にシェイミを倒されると追い付かなくなるという判断でしょうか。代わりに、事故回避とアタッカーもこなし得るカプ・テテフGXが2枚採用されています。
続いてサポートの配分。こちらも驚くほどシンプルになっています。プラターヌ4、N3、フラダリ2の3種9枚のみ。クセロシキ、オカルトマニア、こわいおねえさん等のサポートは採用されていません。非EXをたくさん立てるデッキなので、サポートは常にドローに使って次のアタッカーを用意するのを優先するという意図が伝わってきます。
グッズの配分も特徴的です。ほとんどのデッキに4枚採用されているハイパーボールは3枚とし、レベルボールとシンカソーダを2枚ずつ採用。シェイミEXが入っていないデッキなので、手札を捨ててしまうハイパーボールの価値は普通のデッキより下がっています。その分レベルボールやシンカソーダを採用することで手札を減らさずにブイズやダストダスを立てやすくしているのです。
また、フィールドブロアーとびっくりメガホンが両方採用されています。これはダストダスとの相性を見込んでの採用。グッズがトラッシュに溜まるほどゴミなだれの威力が上がるので、相手のポケモンに付いたどうぐをトラッシュすることで能動的に威力を強化できるようになっています。
エネルギーは超を7枚、W無色は3枚だけの採用。後半はダストダスを動かしたいので、使うエーフィGXは2枚程度。1ターン目にW無色を引く必要もないデッキなので4枚は要らず、3枚で十分という判断です。
まだテンプレと呼べるものもないデッキタイプですが、勝つために様々な工夫の見られる構築となっており3位という結果も納得ですね。
あらためてメガリクさんおめでとうございます!