【 ポケカメモ杯4位】
オーロット ~第7回ポケカメモ杯4位、オーロットの構築を紹介~
builder アルファックス
posted by ししゃも
デッキリスト
2/4(日)に行われたポケカメモ杯で4位に入賞したアルファックスさんのオーロットを紹介します。
オーロットというデッキは非常に強力だったものの、ゾロアークGXの登場以後しばらく姿を消していました。しかしSM5+でマッシブーンが大幅強化。それに伴いゾロアークも数を減らしたことにより、再びオーロットの活躍できる環境が巡ってきました。
アルファックスさんはポケカメモ杯初出場ながら見事にオーロットを使いこなし、4位に入賞しています。
デッキリストは以下のとおりです。
ポケモン(18枚) | |
---|---|
ボクレー | 4 |
オーロット | 4 |
オーロットBREAK | 3 |
ネクロズマGX | 1 |
エーフィEX | 1 |
カプ・テテフ | 1 |
ウソッキー | 1 |
カプ・テテフGX | 2 |
シェイミEX | 1 |
エネルギー(10枚) | |
---|---|
基本超エネルギー | 4 |
ミステリーエネルギー | 4 |
ダブル無色エネルギー | 2 |
サポート(11枚) | |
---|---|
プラターヌ博士 | 3 |
N | 2 |
シロナ | 2 |
センパイとコウハイ | 1 |
グズマ | 1 |
ミツル | 1 |
カリン | 1 |
グッズ(17枚) | |
---|---|
バトルサーチャー | 4 |
ハイパーボール | 4 |
ネストボール | 2 |
すごいつりざお | 1 |
フィールドブロアー | 1 |
改造ハンマー | 2 |
カウンターキャッチャー | 1 |
じゃくてんほけん | 2 |
スタジアム(4枚) | |
---|---|
次元の谷 | 4 |
解説
基本的には2017年の日本チャンピオン決定戦前後に流行したものと似た形のオーロットです。
参考:https://pokemoncardmemo.com/deck/article2017-295/
オーロットを立ててグッズロックで妨害しながらサイレントフィアーを撒き、その後はネクロズマGX、エーフィEX、カプ・テテフなどを相手に合わせて使い分けて勝利を狙います。
このリストで特徴的なのはネストボールが2枚採用されている点。これによってボクレーを並べやすくなっており、前のオーロットが倒されてもすぐさま次のオーロットを用意できます。
そしてゾロアーク対策として複数のカードを採用しているのも重要。まずは改造ハンマーが2枚入っており、これによってゾロアークのダブル無色エネルギーをトラッシュして攻撃を止められる可能性があります。ゾロアークだけでなくマッシブーン、グソクダストといった環境のほとんどのデッキに特殊エネルギーが採用されているので、腐りづらく強力なカードです。
そしてウソッキーとじゃくてんほけんも対ゾロアークで鍵となるカード。この2枚を組み合わせることでゾロアークGXの打点が最大100にまで抑えられ、オーロットが1発攻撃を耐えることができます。1回攻撃を耐えるとサイレントフィアーを使えるだけでなく後続を進化させるターンも稼ぐことができるので、実質サイレントフィアー2~3回分以上のアドバンテージを取ることに繋がります。
そして上手くダメカンをばら撒けたらエーフィEXで退化させることでゾロアークを全滅させることも可能。色相性の不利を覆す可能性を持ったデッキと言えるでしょう。
マッチアップ
ポケカメモ杯当日のマッチアップは以下の通り。
相手デッキ | 勝敗 | |
1試合目 | シルヴァディ | ◯ |
2試合目 | グラナンス | ◯ |
3試合目 | マッシブーン | ◯ |
4試合目 | ルカリオダスト | ◯ |
5試合目 | マッシルガン | ◯ |
6試合目 | オンバーン | △ |
予選合計 | 5-0-1 | |
準々決勝 | オンバーン | ◯ |
準決勝 | マッシルガン | × |
3位決定戦 | オンバーン | × |
予選はなんと全勝からのIDで1位抜け。仮想敵である闘デッキに対ししっかり勝ち切っています。
準決勝では相手に先行でちからのハチマキを付けられたこと、こちらがエネや進化先を引けず攻撃できなかったことなどが原因でマッシルガンに敗北していますが、平均程度の回りをすれば明確に有利を取れていると言っていいでしょう。
マッシブーンが非常に強い環境なので、オーロットというデッキは今後も少しずつ増えていくかもしれません。アルファックスさんのこれからの活躍も楽しみですね。